体がより伸びて凝りや姿勢の改善に!ホイールヨガのメリットとおすすめのポーズを紹介
juno

体育大学を卒業後、ヨガインストラクターとして活動。
産後、ライターとしてもヨガの魅力を発信している。
ヨガ・映画・花・小説と様々なジャンルで執筆中。
みなさんこんにちは。ライターのjunoです。
今回は、ホイールヨガについて紹介していきます。
最近では大手スタジオでも取り入れるスタジオが多く、人気も知名度も上がっています。
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「レッスンを受けてみたいけど、良くわからなくて勇気が出ない」
「普通のヨガと何が違うの?」
などなど、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ホイールヨガのメリットやおすすめのポーズを一緒に見ていきましょう。
ホイールヨガとは?

ホイールヨガとは、「ヨガホイール」や「ヨガリング」と呼ばれる丸いトレーニング器具を用いて行うヨガのことです。
背中にヨガホイールを当てて胸を開いたり、床にヨガホイールを当て両手で支えながらダウンドッグをしたり・・・
ヨガホイールを用いることでさらに伸びを深めたり、ポーズをサポートしてくれたりと万能な使い方ができます。
ホイールヨガにはどんなメリットが?

ホイールヨガには、普段のポーズの効果をさらにUPしてくれます。
猫背や背中・肩の凝りのお悩みがある方は特におすすめです。
後屈やブリッジが楽に行える
後屈で背中や肩の凝りを解消したいけれど、筋力が十分になかったり正しいアライメントでないと、腰や首を痛めやすいですよね。
ヨガホイールはヨガの効果をさらにUPするのはもちろんですが、「後屈が苦手な方をサポートする」とも言われるほど、後屈をサポートしてくれるアイテムなんです。
腕や脚の筋肉だけでなく、お腹の力もないと難しいブリッジも、ヨガホイールがあると楽に行うことができます。
どこの筋肉を使うかがわかりやすい
ヨガのポーズを快適にサポートしてくれるヨガホイール。
ヨガホイールのサポートがあることによってどこの筋肉にアプローチしたら良いかがわかりやすくなります。
先ほど紹介したようなブリッジや後屈を行う際、つい力任せになり呼吸が浅くなってしまうなんてことはありませんか?
形にこだわり、効かせたい肝心な筋肉は疎かになって肩や首がガチガチに固まっては本末転倒。
筋力に自信がない方は、まずはホイールを用いてどこにアプローチするのかを理解してから、少しづつヨガホイールを手放して正しく筋肉を使う練習方法をおすすめします。
体幹・バランス感覚を鍛えることができる
ヨガホイールを用いてポーズを快適にするだけでなく、さらに強度を上げることもできます。
足にヨガホイールを乗せてウォーリアIIを取ったり、両手でヨガホイールを持ちながらダウンドッグを取ったり…普段使う筋肉にプラスして体幹やバランス感覚を鍛えることもできます。
呼吸が止まってしまうとバランスが崩れやすいので、深く呼吸を繰り返しながらも心地よく集中力を研ぎ澄ませることができますよ。
ホイールヨガの注意点は?
ポーズをサポートしてくれるからこそ正しく使わないと危険なヨガホイール。
注意点も押さえておきましょう。
安定してから体重を預ける
床の状態やバランス感覚が不安定なまま、体重をかけるのはやめましょう。
特に後屈は首を痛めてしまう危険があるので注意してくださいね。
円状になっているので、怖いなと感じる方はまずはヨガブロックを使ってみましょう。
購入する時は耐荷重を必ずチェック
1,500円〜10,000円と値段に大きな差があるヨガホイール。
安価なものでも安全に使うことができるものもたくさんありますが、耐荷重を必ずチェックしておきましょう。
あまりに安すぎると、耐荷重に問題はなくても歪んでしまうものもあります。
体重を預けて使用するので、確認してから購入してくださいね。
おすすめのほぐし方やポーズ
ヨガホイールを使ったおすすめのポーズやほぐし方を紹介してきます。
後屈|凝りが解消されて呼吸も楽に
初めてヨガホイールを使う方におすすめです。
両膝を立てて座り、背中の真ん中にヨガホイールを当てましょう。
頭や首の力をダランと抜き、体重をヨガホイールに預けてリラックス。
胸を開いてたっぷり呼吸したり、転がしたりして使ってみましょう。
橋のポーズ|鼠蹊部を伸ばしてリンパの流れを促進
腰にヨガホイールを当てて取る橋のポーズ。
腰にサポートがあるので、肩と足裏で床を押す感覚が掴みやすいです。
脚の付け根・鼠蹊部が十分に伸びて、むくみの解消にも効果的。
支えのある肩立ちのポーズ|逆転のポーズも楽に行え、血行を促進
仰向けで背中にヨガホイールを当て少しづつ腰の方に転がしてみましょう。
両手を床につけ支えたまま、少しづつ両足を床から離して天井に向け支えのある肩立ちのポーズ。
安定したら、両手でヨガホイールを持ちキープしてみましょう。
ウォーリアII|体幹と集中力を強化
力強く踏み込むウォーリアII。
前足にヨガホイールを乗せてポーズを取ってみましょう。
前足のバランスにばかり意識が向きやすいですが、後ろ足にも体重をかけないとグラグラしやすいです。
ヨガホイールを使って練習してから、外してポーズを取るとバランスのかけ方がわかりやすく感動しますよ。
まとめ

ホイールヨガのメリットや、おすすめのポーズを紹介しました。
場所を取らずに保管できるのでお家ヨガにもぴったりです。
いつものヨガがマンネリ化してしまったり、背中や肩の凝りがなかなか解消できない時はぜひ実践してみてくださいね。