「ヨガウェアは必要?」動きやすい以外にもポイントが!ヨガの服装の基本
sayaka

ヨガスタジオ、スポーツジム、岩盤ヨガなどで、男女年齢問わずレッスン経験あり。
体が硬い方もヨガに慣れていない方も、無理せず楽しく続けられるようなレッスンを心がけています。
主な資格:全米ヨガアライアンスRYT200
ヨガを始める時、何を着たらいいのか迷いますよね。
実は動きやすさ以外にも気をつけたい点はいくつかあるんですよ!
ヨガの効果をしっかりと感じられるように参考にしてみてくださいね。
ヨガウェアは買わなくても大丈夫
SNSなどでヨガウェアと検索すると、おしゃれなものがたくさんでてきますよね?
「みんなおしゃれなウェアを着ているのかな?」「買ったほうがいいかな?」と思うかもしれませんが、初めからヨガウェアを準備する必要はありません。
意外かもしれませんが、レッスンでヨガウェアを着ている人は半数もいないんですよ。
買ったものの、実際に着てヨガをしてみたら自分には合わなかったということもあります。
ヨガに慣れてきてから自分に合うものを購入して、ヨガの楽しみを増やすのがおすすめです!
ヨガに向いている服装の最低条件
まずはヨガをする時の服装の最低条件を2つご紹介します。
伸縮性
例えばスーツのように窮屈な服でストレッチはしにくいですよね?
ヨガではストレッチと同じくらいか、ストレッチ以上に体を大きく伸ばします。
上下共に伸縮性があることは必須条件です。
速乾性
こちらはホットヨガ、常温ヨガでも汗をかきやすい人が特に注意したい点です。
しかし、普段汗をかきにくい人もヨガをすると体の芯から温まり、じんわりと汗がでてくる人もいます。
汗で服が重たくなったり、肌に張り付いたりすると不快感が。
また、レッスンの後半にはクールダウンのストレッチや休息ポーズをして体温が下がります。
汗をかいたままの服では体が冷えてしまいますね。
最後まで快適にヨガができるよう、乾きやすい素材を選びましょう。
ヨガの効果が半減!?NG服装

ヨガでは普段より大きく全身を動かします。
服装の最低限の条件をクリアしていても、実は他にも気をつけたいことが!
以下のNGポイントに当てはまっていると、せっかくのヨガポーズの効果を感じられないかもしれません。
自分が平気でも周りの人のために気をつけたいポイントもありますよ!
補正下着
ヨガでは普段より深い呼吸を意識します。
胸を膨らませる、お腹を膨らませるなど呼吸法も様々です。
胸やお腹が締め付けられていると苦しくなり、体調が悪くなったり体が伸びにくくなったりしますね。
上下共に、締め付けのある下着はレッスン中ははずしておきましょう。
できればワイヤーも避け、スポーツブラがおすすめです。
タイトワンピース
ワンピースのように丈が長くタイトなトップスは、伸縮性があったとしても足を大きく広げる動きには制限がかかるためおすすめしません。
無理に広げると服が伸びてしまいます。
タイトな場合は丈はお尻が隠れる程度に、丈が太ももよりも長い場合は裾が広がっているものがいいでしょう。
迷った時には実際に着て、両足を前後左右に大きく広げてみるとわかりやすいですよ!
ゆったりすぎるトップス
私服としては可愛いオーバーサイズですが、ヨガには不向きです。
ポーズによってはお腹周りが見えてしまいます。
フード付き
フードがついている服で深く前屈をすると、戻るたびに直すことになりますよね。
前屈が連続することもあるので、そのたびに直していては集中力の途切れや、呼吸と動きのリズムの乱れにつながります。
仰向けのポーズでも、フードが首元にかかることで余分な力が入る可能性もあります。
寒さ対策のために持っておくのはおすすめですが、体が温まっている時は脱いでおくといいでしょう。
ファスナーや装飾
ヨガにはうつ伏せや横向きに寝転がるようなポーズもあります。
ファスナーや、立体的な装飾があると体が当たって痛かったり気になったりするので、何もついていない服がおすすめです。
胸元が大きく開いている
立位前屈やダウンドッグのように上半身を深く倒すポーズの時に、胸元が開いている服装は要注意。
最近では男性の参加者も増えています。
周りの人も心地よくヨガができるように配慮したいですね。
汗染みが目立つ色
グレーのような汗染みが目立つ色も、ヨガ中に気になってしまう可能性があります。
できれば避けたほうがいいでしょう。
ストレッチデニム
普段は動きやすいストレッチデニムですが、ヨガのポーズをとるには伸縮性が足りないことも!
特に股関節や膝の動きが制限されます。
また何度も膝を曲げたり伸ばしたりすることで、服の形が崩れることもあります。
ワイドパンツ
左右の裾が当たってスムーズに動けないことがあります。
他にも、仰向けで足を上げた時などズボンが膝や太ももまで落ちて足が丸見えになります。
足元がゆったりしているほうがいい場合は、裾にゴムが入って足首だけ閉じているものがおすすめですよ。
薄すぎる素材
ストッキングやタイツのように薄いボトムスは、下着のラインがハッキリと浮いてしまいます。
レギンスを履く時には体を前かがみにして後ろ姿を確認しておきましょう。
柄入りのものだとラインがわかりにくいですよ。
レギンスの上にショートパンツを履くのもおすすめです!
ヨガ初心者におすすめの服装まとめ

上下それぞれをまとめました。
まずはこのような服装ではじめて、慣れてきたらいろいろなヨガウェアを揃えて楽しみましょう!
トップス
大きすぎず、丈はお尻が隠れるくらいまでの長さのTシャツかトレーナー。
フードやファスナー付きの上着は寒さ対策として持っておくのがおすすめです。
胸元の開きや、汗染みが目立つ色には注意。
ボトムス
レギンスか、裾幅が広すぎないスウェットやジャージ。
レギンスの場合は下着のラインに注意!
素材が薄くないものを選ぶか、ショートパンツを重ねると安心です。
ストレッチデニムはポーズがとりにくい可能性があります。