【瞑想で豊かな毎日を送る】瞑想の効果と方法について解説します

丸の内アラサーOLなお:
「今回はRYT200の資格も持っているライターのSanaさんにインタビューさせていただきました!」
ライター:Sanaさん
大学で社会福祉を専攻し、ソーシャルワークやマインドフルネスを学ぶ。
在学中にヨガに出会い、海外で全米ヨガアライアンスRYT200を取得する。現在はライターとして女性向けメディアを中心に執筆中。
主な資格:全米ヨガアライアンスRYT200

Sanaさん:
「瞑想ってなんとなく知っているけれど、実際にやってみたことはない、という方も多いのではないでしょうか?穏やかな気持ちになり、集中力が上がったり、モチベーションの向上に繋がったりと瞑想にはメリットがたくさんあります。内側から健康にしてくれるパワーを秘めているのです。瞑想を続けると、身体と心の変化を感じるようになりますよ。特別な準備も必要なく手軽に始められるのも、瞑想の魅力のひとつです。瞑想の力を活用して、日々の暮らしを少し豊かにしてみましょう。」
瞑想とは?

瞑想(メディテーション)は目を閉じて思いをめぐらすことや、心を落ち着けること、何かに意識を集中すること、自分の内面と向き合うことなどをいいます。
瞑想の歴史は長く、5000年も前にインドで始まりました。
種類は豊富にあり、近年、注目されているマインドフルネスも瞑想法のひとつです。
日本で瞑想といえば、お寺で行う「座禅」が知られていますよね。
座禅は目的を設定しないことが重要であるため、瞑想とは目指すゴールが少し違うのです。
瞑想はヨガの3大要素にも含まれており「呼吸」「ポーズ」「瞑想」を組み合わせて、心と身体の健康を保ちます。
瞑想で得られる効果

普段の生活で、常に何かを考えている、目の前のことが終わってもすぐに次の予定を確認している、など無意識に頭を使っていませんか?
せっかく空いた時間ができても、スマートフォンでSNSをチェックしていては、なかなか心を穏やかにすることができません。
瞑想はそんな忙しい現代人には縁遠い、ゆったりと流れる時間を作り、何にも邪魔されずに心を落ち着かせるのです。
そんな静寂に包まれる時間によって得られる効果をご紹介いたします。
ストレスの軽減
瞑想にはストレスを減らしてくれる効果があるといわれています。瞑想中は身体がリラックスし、脳からはα波が出ているのです。
この状態は癒しを感じているだけでなく、集中力も高くなっていることを示しています。
α波が出ると、ストレスを軽減し、脳の活性化を促し身体の免疫力まで高めてくれるのです。
普段からこのα波が出やすくしておくと、質の良い睡眠にも繋がるため、おやすみ前に瞑想をするとぐっすり眠れますよ。
集中力が高まる
瞑想中は、雑念にとらわれることなく心を落ち着かせることが求められるため、集中力がアップしやすくなります。
何も考えずにいるのは想像以上に難しく、瞑想していると、さまざまな考えや思いが湧いてきます。
その思考や、外部からの情報に流されずに瞑想に没頭できるようになると、自分で集中力をコントロールする力を得られるのです。
集中力が向上すると、作業パフォーマンスにもいい影響を与えるため、プライベートのリラックス効果だけでなく職場などのオフィシャルな場でも瞑想の力を感じられますよ。
前向きでいられる
普段生活しているときは、交感神経が優位なため身体は活動状態になります。
不安や緊張を感じている方は、この交感神経の働きが活発になりすぎて、自律神経が乱れてしまうのです。
瞑想中は副交感神経が優位になり、身体を休息状態へと変化させてくれます。
身体をリラックスモードにしてあげることで、自律神経のバランスを維持することができるのです。
不安や緊張から解放されると、前向きな気持ちになりポジティブでいられます。
瞑想の方法

瞑想に慣れるまでは、これで合っているのかな?ちゃんと意味があるのかな?と思ってしまうかもしれません。
けれど続けると、変化を感じるようになるため、ぜひ少しずつでも生活の中に取り入れてみましょう。
基本的なやり方を覚えておけば、リラックスしたいときや気分を落ち着けたいときに活用できますよ。
最初は無理せずに5分間くらいから気軽に挑戦するのがおすすめです。
慣れてきたら時間を伸ばしていきましょう。
瞑想を行う環境
瞑想に特別な道具は必要ありませんが、最初は自分が集中できるところで行うようにしましょう。
慣れてくると、さまざまな場や状況でできるようになりますが、コツを掴むまでは瞑想に集中しやすい空間を選ぶようにするのがポイントです。
・スマートフォンやテレビなどの電源をオフにする
・暑すぎたり、寒すぎたりしない、居心地のよい場所を探す
・ブランケットやクッションを活用しながら、長く続けられるような姿勢で行う
・ヒーリング効果のある音楽をかけたり、お香を焚いたりしてリラックスできる雰囲気を作る
瞑想の方法
瞑想時の体勢は椅子に座ったり、床の上で正座やあぐらを組んだり、「蓮華座」と呼ばれる瞑想ヨガの代表的なポーズを取ったりします。
初めて行う場合はあぐらが座りやすく、足も痺れないのでおすすめですが、座りやすい体勢で大丈夫です。
手は楽にして、お腹のあたりに置いておくといいでしょう。
座りやすい位置を確かめ、姿勢を整えてから瞑想を始めます。
目を軽く閉じて、自分の呼吸に意識を向けましょう。
瞑想中にさまざまなことを考えてしまうかもしれませんが、その思考に支配されずに呼吸に集中します。
これを何度も繰り返していくのです。
最初のうちは集中することが難しいと感じても、慣れてくると、頭に浮かんだ考えをやり過ごして瞑想を行えるようになりますよ。
まとめ

瞑想は心が落ち着くだけでなく、ストレスの軽減や、集中力の向上などの効果が期待できます。
最初は短い時間でも大丈夫です。
徐々にできるようになっていくと、想像以上に心と身体に変化が現れるようになります。
ぜひ日々の習慣にして、瞑想のパワーを感じてみてくださいね。