【初心者におすすめなのは?】ホットヨガと常温ヨガの違いをヨガインストラクターが解説

HEALTHY YOGA

sayaka

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ヨガスタジオ、スポーツジム、岩盤ヨガなどで、男女年齢問わずレッスン経験あり。

体が硬い方もヨガに慣れていない方も、無理せず楽しく続けられるようなレッスンを心がけています。

主な資格:全米ヨガアライアンスRYT200

ヨガにはホットヨガと常温ヨガがあります。

以前はヨガといえばホットヨガをイメージする人が多かったように思いますが、最近では常温ヨガの存在も知られています。

しかし「どう違うのか?」「効果があるのはどちらか?」と疑問もあるのではないでしょうか。

今回はホットヨガと常温ヨガの違いやおすすめを解説していきます。

ホットヨガと常温ヨガの違いはスタジオ環境

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ホットヨガは高温多湿の室内でレッスンをします。

温度設定はスタジオやクラスによって異なりますが32度〜40度、湿度55%〜65%が多いようです。

一般的に適温といわれるのは18度〜28度、湿度45%〜65%。

比べてみるとホットヨガの暑さがわかりますね。

常温スタジオは適温に近い環境です。

ヨガの内容はホットか常温かでの違いは特にありません。

初心者向け、リラックス系、上級者向けなどクラスが別れています。

各スタジオのホームページにはレベルや運動量が記載されているところもあるので参考にしてみてくださいね。

ホットヨガのメリット

ホットヨガのメリットです。

ヨガそのもののメリットはホットでも常温でも共通しているので、今回はホットの環境だからこそのメリットを書いていきます。

発汗作用

ホットヨガの最大のメリットはやはり発汗作用でしょう。

運動習慣がない人、汗をかきにくい人でもホットヨガの高温多湿の環境では大量の汗をかくことが期待できます。

リラックス効果

運動や半身浴で汗をかくと、体だけではなく気分もスッキリしませんか?

体が温まるとリラックスの神経である副交感神経が優位になるためです。

発汗作用とヨガの相乗効果でよりリラックス効果が高まるでしょう。

ポーズがとりやすい

筋肉は温まっていると伸びやすいです。

体が硬い人や冷え性の人はホットヨガの環境でほどよく体が温まることで、無理なくポーズがとれるでしょう。

ホットヨガのデメリット

ホットヨガのデメリットです。

高温多湿という環境によるものです。

受ける時にはご自身の体とよく相談しながら無理しないことが重要です。

呼吸がとりづらい

ヨガは本来、ポーズの完成度よりも深い呼吸を大事にしています。

高温多湿の環境が合わない場合、細く長い呼吸がとりづらいでしょう。

こまめに水分補強をしたり、休憩したりしながら行いましょう。

自律神経の乱れ

自律神経とは私たちが生きるために24時間働き続けている神経です。

交感神経と副交感神経の2つがバランスをとれていることが理想ですが、現代人は交感神経が働きすぎているといわれています。

浅い呼吸は交感神経を優位にさせます。

呼吸がとりづらいままホットヨガを続けることは自律神経の乱れにつながるでしょう。

けがの可能性

体が温まりポーズがとりやすくなるというメリットの反面、本来の可動域以上に伸ばしてしまい、レッスン後に痛みが生じるということがあります。

慣れるまでは少し緩めにポーズをとることをおすすめします。

スタジオ滞在時間が長い

ホットヨガは大量の汗をかくのでレッスン後にはシャワーを浴びて帰る人がほとんどです。

人数が多い場合シャワーやドライヤーの順番待ちもあるので、そのような時間も考慮しておく必要があります。

常温ヨガのメリット

ホットヨガと比較した場合の環境によるメリットです。

体への負担が少ない

常温ヨガは室温が自然に近い状態のため、体に過度な負担がかかる心配がありません。

呼吸が深まる

体への負担が少ないので、ヨガで重要な呼吸に意識を向ける余裕があります。

ヨガでの呼吸は普段とっている無意識な浅い呼吸ではなく、細く長い呼吸です。

深い呼吸をとることは自律神経の安定や、ポーズができているかどうかの基準にもなりますよ。

補助具の使用で無理なくポーズをとれる

常温ヨガではヨガブロックやヨガベルトという補助具を使用することがあります。

体の硬さや癖はひとそれぞれ。

補助具を使うことでその人の体に合わせてポーズをとることができ、様々なポーズに安全にチャレンジできます。

常温ヨガのデメリット

常温ヨガのデメリットはほとんどないので、ホットヨガと比較した場合のデメリットを書いています。

発汗効果は少ない

常温ヨガでも運動量の多いクラスでは汗をかきますが、ホットヨガのように大量に汗をかくことは少ないです。

体の芯からじわっと温まるイメージです。

寒い日は体が動きにくいことがある

冬場はスタジオへ来るまでに体が冷えてしまい、冷え性の人はレッスンがはじまってもなかなか温まらないということもあります。

冷えて固まっている体に動きにくさを感じることもあるでしょう。

温まるまでは上着を着るなどして調整するのがおすすめです。

スタジオが少ない

近年常温ヨガのスタジオも増えていますが、都心に集中していたり1日のレッスン数が少なかったりします。

ホットヨガスタジオと比較すると、自分の都合に合うスタジオを見つけるのが難しい印象です。

初心者さんには常温ヨガがおすすめ

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ヨガ初心者さんは、まずは常温ヨガを経験するのがおすすめです。

ホットヨガの環境に合わなかった場合、ヨガの良さを十分に感じられない可能性があるためです。

常温ヨガに少し慣れてから、もっとしっかり汗をかきたいという時にはホットヨガにも挑戦してみるといいでしょう。

目的と体質に合わせて選ぼう

summary

ホットヨガと常温ヨガの違いを解説しました。

ヨガは無理するものではありません。

心地よく穏やかにいられることが大切です。

それぞれのメリットデメリットをみて、ヨガを受ける目的やご自身の体質に合うヨガを選び楽しんでください。