ヨガの資格って必要?現役ヨガインストラクターが本音解説!
ゆとりーな

ヨガインストラクター&パーソナルトレーナー。
出版社勤務の経験を生かし、フリーライターとしても活動中。
現在はお酒とヨガを融合させた「酒好きヨギーニ」としての活動に力を入れている。
主な資格:全米ヨガアライアンスRYT200、RPYT85
Instagram:yogamaru888
資格の必要性
ヨガやヨガインストラクターに関する資格は多々存在します。
「どれを取得しよう」なんて悩んでいる人もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、結論から言うとヨガインストラクターはヨガに関する資格を持っていなくても活動することができます。
なぜなら、ヨガやヨガインストラクターに関する資格はいずれも民間資格。
法律に基づいて認定される国家資格ではないので、所持していなくても活動すること自体に問題はないのです。
「では無資格でもいいの?」と疑問に思った方も多いことでしょう。
ヨガに関する知識があれば理論上は無資格でも活動できますが、その活動がスムーズかどうかと言うとまた別の話。
資格を持っていた方が圧倒的にスムーズです。
その理由について、次の項目で解説していきます。
なんであったほうがいいの?
ヨガインストラクターとして活動するのであれば、ヨガに関する資格を持っていた方がベター。
様々な理由がありますが、代表的な理由は以下の3つです。
実力を証明できる
ヨガの資格を持っていると言うことは、一定の時間ヨガについて学び、各々に定められている試験をクリアしたということ。
つまり何らかの資格を持っていると、第三者に「このくらいの知識がありますよ」という証明になるのです。
仮に第三者が資格の内容について詳しく知らなかったとしても、資格が無い人よりも「ヨガについてしっかり学んでいる人」という印象になりますよね。
そのため就活をする上では何かしらの資格を持っていた方がスムーズであると言えるでしょう。
ヨガや身体への理解が深まる
資格を取得するための授業は、現役のヨガインストラクターや専門家が行います。
そのため、独学では学びきれないような現場での知識を得ることができるというのも大きなメリット。
ヨガや身体への理解が深まるため、資格取得後の就職活動や初めてのレッスンも自信を持って行うことができます。
また、資格取得の過程において得た知識はレッスンや指導に生かすことができるため、知識が豊富で魅力的なインストラクターになることができるはず。
つまりスキルを上げるという点においても、資格は取得しておいた方がいいと言えるでしょう。
自信に繋がる
資格を持っていると、自分自身の自信に繋がるというのも大きなメリットの1つです。
ヨガの資格を取得するためには、それなりの時間ヨガについて学ばなければなりません。
しかし、ヨガについて専門家からしっかりと学んだ経験があれば、現場に出たときに不安にならず、自信を持って活動することができます。
つまり、自分の知識に対して自信を持つという点でも資格を取得した方がいいと言えます。
資格がないとどうなるの?
資格がないということは、ヨガについて独学で学んだ状態であるということ。
これにはいったいどのようなデメリットがあるのでしょうか?
書類選考で落ちる可能性が高い
ヨガのインストラクターになるためには、ヨガスタジオやフィットネスクラブのオーディションを受ける必要があります。
その第一ステップとして待ち受けているのが、書類選考。
書類にヨガに関する資格がない場合、「この人はしっかりとした知識を持っているのかな?」と不安に思われてしまい選考から漏れる可能性が高いです。
「ヨガの資格はないが●年ほどインストラクターとして活動している」
「ヨガを学ぶために●年留学していた」
など資格に変わる具体的なキャリアがあればいいものの、なければ選考を通るのは難しいかもしれません。
キャリアがある人はあえて資格を取得する必要性は低いですが、これからヨガインストラクターとして活動を始めるという人は資格があった方がいいでしょう。
正しい知識かわからない
独学で得た知識は、100%正しいものかどうかがわかりません。
仮に本やテキストに忠実であったとしても、それはあくまで紙の上での話。
実際に人の体に触れながら指導すると、テキストで得た知識以外のケースに遭遇することもあります。
そうなると自信を失ってしまうことになりかねませんよね。
現場での独学であれば汎用性が高いですが、テキスト上での知識のみで活動するのはやや危険。
安全なレッスンを提供できるヨガインストラクターを目指すのであれば、きちんとした指導者から対面でポーズや指導方法学んだ方がいいと言えるでしょう。
まとめ
ヨガやヨガインストラクターに関する資格はなしでも活動できますが、本格的にヨガインストラクターとして活動していくのであれば取得した方がベター。
社会的な信用が高まりますし、なにより活動していく上での自信に繋がります。
費用面やスケジュール面など様々な都合があると思いますが、ぜひご自身に見合う資格の取得を目指してみてくださいね。
また、オススメの資格や資格の取得方法に関しては別の記事でご紹介していますので、そちらもぜひご覧くださいませ!