血流UPで不調とお別れ!血流を高めるヨガポーズ3選

YOGA

ゆとりーな

 

ヨガインストラクター&パーソナルトレーナー。
出版社勤務の経験を生かし、フリーライターとしても活動中。
現在はお酒とヨガを融合させた「酒好きヨギーニ」としての活動に力を入れている。

主な資格:全米ヨガアライアンスRYT200、RPYT85
Instagram:yogamaru888

 

「なんだか倦怠感が続く…」
「夕方になると体がむくんでしまう…」
そんなお悩みを抱えていませんか?

もしかしたら、それらの悩みの原因は血流の悪さにあるかもしれません。

血の巡りが悪くなると、体に様々な不調を感じることがあるのです。

この記事では血流を高めるメリットや、血流UPに効果的なヨガポーズをご紹介します。

血流を高めるメリットって?


膝や指、顔などどこを怪我しても血が流れるように、私たちの体はつま先から頭のってっぺんに至るまでくまなく血が流れています。

つまり、「血液の流れ=血流」は全身に与える影響は多大!

まずは血流が高めるとどのようないいことがあるのかチェックしてみましょう。

肩こりや腰痛の緩和

肩・首などのこりや腰痛には様々な原因がありますが、その中でも大きな割合を締めるのが血流。

姿勢の乱れや歪みなどが原因で筋肉が緊張することにより血流が悪くなり、こりや痛みが現れると言われています。

つまり、血流を高めることでこりや腰痛を予防・改善することができるのです。

疲労回復

血液は体内にある一部の老廃物や乳酸などの疲労物質を運ぶ役割を担っています。

血流が良くなればそれらがテンポよく排出されるため、疲労が蓄積されにくくなるというメリットも。

疲労回復が早まったり疲れにくくなったりと、元気に過ごしやすくなります。

むくみの緩和

むくみの原因の一つと言われているのが、老廃物や毒素、余分な水分。

血流はこれらの運搬に大きく関わるため、血流をよくするとむくみの予防・緩和することができます。

冷えの改善

血液の流れが悪くなると体の末端に温かい血液が行き渡りにくくなるため、手先や足先が冷えてしまうことが多くあります。

血流が良くなれば温かい血液が全身に行き渡りやすく、かつ様々な栄養が細胞に運ばれることで熱を生み出すため、冷え性を改善することもできるのです。

血流UPに効果的なヨガポーズ3選

椅子のポーズ

「椅子のポーズ」は、脚やお腹などの筋力をアップさせることで血流を高めるヨガポーズです。

脚の引き締め効果やそれに伴う代謝アップ効果も期待できるため、ダイエット中の方にもオススメ。

活力や集中力を高める効果もあるので、夜よりも朝や日中に行うといいですよ。

<やり方>

1.マットに両足で立ち、足を腰幅程度に開く
2.両手を腰に添え、息を吐きながら膝を曲げ股関節を引き込む
3.膝がつま先より前に出ない位置まで腰を落とす
4.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
5.数呼吸キープする

<ポイント>

膝が閉じないよう、膝の間にはこぶし一つ分のスペースを開ける

上半身が前かがみになりすぎないようにする

椅子に座るようなイメージで行うと◎

ツイストポーズ

「ツイストポーズ」は、こりかたまった筋肉を緩めることで血流を良くするヨガポーズです。

背骨まわりの筋肉がほぐれることで自律神経が整いやすくなるため、自律神経由来の血流の悪さも改善することができます。

その他、内臓機能の活性化や便秘解消などの効果もありますよ。

<やり方>

1.足の裏を合わせた状態でマットに座る
2.右膝を立て、左足をくぐらせて左かかととお尻を近づける
3.右足を左膝の外側に移動させる
4.息を吸いながら左手を持ち上げ、吐く息に合わせて右膝の外側にかける
5.次の吐く息で右肩を後ろに引き体をひねる
6.数呼吸繰り返す
7.1の状態に戻り、足を組み替えて反対側も同様に行う

<ポイント>

背骨を伸ばした状態でツイストする

手と足で押し合いながら、ヘソからひねるイメージで行う

目線は肩先か後ろの壁に定める

仰向けの合せきのポーズ

「仰向けの合せきのポーズ」は、鼠蹊部を刺激することで血流を高めるヨガポーズです。

自分の体の重さを生かしながらやさしくストレッチできる他、骨盤の歪みを整える効果もあります。

寝たままできるため、夜寝る前に取り入れるのがオススメですよ。

<やり方>

1.仰向けで寝る
2.両膝を立て、かかととお尻を近づける
3.左右の膝をそれぞれの方向に開く
4.両手のひらを天井に向け、脇にこぶし一つ分の空間を開ける
5.目を閉じ、ゆっくり呼吸を繰り返す

<ポイント>

足は無理に開かず、体の重みでゆっくりと伸ばすようにする

なるべく脱力し、股関節まわりにストレッチ感を感じる

余裕があれば手で鼠蹊部をさすっても良い

まとめ


血流は目に見えないものなので、日々意識するのはなかなか難しいかもしれません。

だからこそこまめにヨガポーズでケアを行い、毎日血流の良い状態を目指しましょう!

また、血流を高めるためには日常生活に気を配ることも大切です。

冷たい飲み物や食べ物で体を冷やしたり、締め付けの強い衣服を着たりすると血流が悪くなってしまうことがあるので、注意してくださいね。

これを機に日常でのちょっとした心がけとヨガの合わせ技で、血流による様々な不調改善に取り組んでみませんか?